あるお客様…
お片づけをすすめていく中で
お母さんとの思い出がよみがえったようでした。
季節を感じる食卓を用意してくれてたこと。
食材が1番美味しくなる料理法で食べさせてくれてたこと。
時には、一流のお店に連れて行ってくれたこと。
骨董市に行ったこと。
食器やお重の記憶。
やっぱり…モノと向き合う作業は、じぶんと向き合う作業なんだと改めて教えられた気がしました。
お母さんとの記憶がよみがえると…お客様は、スキな器を探しもとめるシアワセを見つけられました。
今まで、自分には贅沢だ!とか、似合わない生活だ!とか
ホントはやってみたいのにフタをしてきた気持ち。
お母さんに、こんな風に大事に育ててもらった記憶と共に
あ〜、わたしもお母さんに似てるんだ〜って。お母さんみたいに食卓を彩りたかったんだ〜って。
器を買うことは無駄遣いではないんだ〜って気づいたようでした。
どこからか、たった一つの土鍋を買って帰って来たお母さん。
それでポトフを作ってくれたうれしい記憶。
お客様は、その記憶を、今度は娘としてではなく、母として家族と分かち合いたいと
素敵な土鍋を家族の数だけ買われたそうです。
お片づけでモノと向き合うことで、本来のじぶんと出逢われる。
そんなんじゃいけない!とか
人に笑われる!とかではなく
もともと 持ってるじぶんの良さや、スキなことに気づいていく。
ご自身のスキに気づかれたお客様の現在の食器棚は…ひとつひとつ丁寧に選ばれた、スキ♥️しかないものになっています。
あなたのスキなものは何ですか?
フタをしなくていいよ!って言われたら…どんなことをやってみたいですか?
本来のあなたに出逢えますように😌
半年待ちの土鍋を、わたしもワクワクしながら待ってるところです。
娘たちが巣立つ前に、食卓の思い出を沢山くつりたいから。