美容院で
すごく懐かしい気持ちになったhaco+ののりです。
今日、美容院に行きました。
手に取った雑誌に
菊池亜希子さんのエッセイがあって…
その内容に引き込まれて
自分に置き換えてみたり
娘に置き換えてみたりしながら
読みました。
内容は彼女に赤ちゃんが生まれて
お母さんがお手伝いに来てくれ
そのお母さんが帰る日が来る…
なんだか
ひとりぼっちになるようなさみしさと不安に
大人なのに泣いてしまう…そんな内容。
わたしも初めての子育ての時
里帰りからアパートに戻るとき
押し寄せるさみしさと不安に
23歳だったわたしは
こっそり泣きました。
その後も
よくめそめそしてた
頼りない幼いお母さんでした。
そういえば
昨日、帰省していた娘を見送る直前に
「 今夜はバイト先に行こう 」
って言うから
どうして?って、尋ねると
「 いきなり一人になったら、さみしい気がするから 」
って言ってたのを思い出しました。
わたしも娘と同じように
学生時代は上京したから
なかなか帰省できないさみしさ
帰省から戻るさみしさを経験してるから
娘の呟きが胸を刺しました。
雑誌を読みながら
母の娘である自分や
わたしの娘である長女のことを思い
泣きそうになるしまつ。
さみしかったことがあるから
誰かのさみしさがわかるのかもって
しみじみ思う時間でした。
さみしい想いも
きっと
悪いものではない…
そんな気持ちにもなりました。
昨夜の娘は
さみしくなかったかな
そんなことを
美容院の椅子に座って思うことになるとはね。
さみしいって
愛おしいとセットなんだろうな。